過去は変えられない
けど、未来は変えられる。
いままで生きてきた中で、私は何回も耳にしてきました。
過去の私は、あんまりこの言葉を本当の意味で受け入れていなかったと思います。
気付くのが遅かったというか、なんというか。
ただ、普通に生きてきて、どうやって自分の方向を決めるのは、目標もなしにするのは、ちょっと難しかったですね。
コンパスを持たず大海原で、陸地を探すのと同じです。
なので、とにかく、今の自分の環境の中で、できること・やりたいこと・やりたかったけどやってこなかったことを思い浮かべて、すこしでも実行に移すことが重要なんだろうなと思います。
その一つとして、資格取得があると思います。
なにも独立開業だけが資格ではなく、今やっていることのスキルアップや今後やりたいことに関連付けられるものであれば、何でもいいと思います。
個人的見解ですが、例えば、宅建の合格率は15%くらいと言われています。100人中、15人の合格者ですね。
この15人は、この資格を目指し継続してきた15人で、あとの85人はなんらかの理由で計画的に継続するのを、してこなかった人たちなのではないかと思います。
つまり、明確な目標をもって、作戦をたてて、継続しさえすれば、万人にその機会は訪れるのだろうと思います。
資格は人生の目標達成の為の一つのツールでしかないのですが、そのツールを得るためにも、目標設定と継続は必要です。
成し得て初めてスタートラインです。
勉強にしても、筋トレにしても、スポーツにしても、起業にしても、仕事にしても、ブログにしても、なんにしても、形ができる前に継続するのを止めてしまったら、そのスタートラインにすら立てませんよね。
そして、資格を取得した、そこからがホントに自分がやりたかったことの本番になります。
過去を振り返るのは有益
過去を変えることは出来ませんが、振り返って「ああ、あの時のチョイスがなあ」などと振り返るのは実に有益だと思います。
ここで過度に悔やんではいけません。
今の自分なら「こうしたのにな」を、今後の行動に生かせばいいと思います。
成功したことよりも、失敗したことに着目した方が、指標の助けになると思います。
例えば、徳川家康は、武田信玄に大敗を喫したときの「苦虫を噛んだような自分」を描かせて、このときの悔しさを忘れないように残したという逸話があります。
私は前の投稿記事で、成功体験を積み上げるために、自分の今の環境の中で、出来そうなものから挑戦し取得した方がいいと思うと書きました。
いきなり、継続することが困難なものよりも、比較的やさしい手の届きそうなものから、取得した方がいいというのは、ダメだった時の反動が生活にも及ぶ人が、多いような気がするからです。
例えば、いきなり司法書士を目指しても、普通の人は、一年や二年で受かるものではないです。
そして、それが5年くらいしても手ごたえがない場合、すべてを投げてしまう人もいるのです。
知り合いの知り合いに、司法試験を目指して8年くらいやったけどダメだった人は、燃え尽きて勉強というものを、一切しなくなったらしいです。
今は、誰にでもできる簡単な肉体労働を、なりわいにしておられるみたいです。
実に、もったいないと思います。
もし、順序が逆だったら、最終的に司法試験はどうだったのかは分かりませんが、途中の資格ならどんどんパスして、人生において勉強をやめることには、ならなかったと思うのです。
そして、途中の資格を活かした人生設計も出来たのではないでしょうか。
ですので私のお勧めは、手に届きどうなものから始めて、例えば、FPから始めたら、軽く不動産のことも勉強しますので、言葉に馴染みが出来て、わりとすんなり、その「専門の言葉」を受け入れることができるはずです。
そして、宅建士の資格にチャレンジするのがいいと思います。
今こうやって書いている内容を、ドラえもんに頼んでタイムマシーンを借りて、20年前の私に話してあげたいですが、それはできませんので、今の自分とこれからの自分に言い聞かせております。
コメント