登録販売者試験の攻略法①|勉強時間が余りないけどとにかく合格したい人向け|1章

登録販売者試験の攻略法 登録販売者

今回から、何回かに分けまして、私のやった登録販売者試験の攻略法を、より詳しく書いていきたいと思います。

のっけから余談ですが、

本日12月19日(木)、県の正式な正答が出ました。(スタディングとココデルポータルの解答速報で自己採点はしていましたが)

この登録販売者の試験でも、没問、つまり問題の方がおかしくて正解が出ない問題があるんですね。

今年令和6年の九州ブロックでは、2問も没問がありました。基本的に没問は、全員正解になりますのでラッキーだった人も多いのではないでしょうか。私もこの没問で1点アップして、総得点101点になりました。

話を戻しまして、登録販売者試験の攻略法

まず、ご理解頂きたいのは、とにかくギリギリでも良いから合格したい人向けの内容になります。お仕事で使うために、しっかりお薬の名前や効能、副作用を手引きに準じてしっかり覚えなければ合格しても業務で使えないなら邪道だ!とお考えの人には向かない内容になります。

私は、8月にこの試験を申し込むと同時にアマゾンでテキスト、そのあとユーキャンの一問一答の問題集を買いましたが、本格的に勉強をせず、なんとなくYouTubeを見たり、テキストをザっと見たりした程度(通読できず)でした。

と言いますのは、11月に貸金業務取扱主任者という別の試験勉強に時間を充てていました。こちらの試験は法律系の試験で、宅地建物取引士と同じくらいか少し易しいくらいの難易度ですから、同時並行の勉強で受かる試験ではないと思い、そちらに注力しましたのです。

その試験が11月17日(日)に終わってから、数日経って、本格的にこちらの登録販売者の勉強し始めたのです。その時、この登録販売者試験に間に合いそうにないので、受験するのを止めようかなぁと一瞬考えましたが、受験料が13000円と高額なので、いや受ける、そして受かる!と一念発起したのです。厚生労働省系の試験の受験料は高いですよね。

で、この記事での勉強期間の目安は約一カ月=30日。トータルの勉強時間は100時間と仮定します。

あくまで例ですけど、

平日に朝夕1時間づつの2時間を22日で44時間

土日に7時間を8日で56時間

計100時間。もちろんそれ以上の期間を持ったり、時間を掛けられるにこしたことはありません。

詳しい勉強内容の話に入る前の勉強の取り組み方や気持ちの話

登録販売者試験、気持ちアップ

私は今までもいろんな資格の勉強をしてきましたが、一番大切だと思うことは、絶対に受かってやるぞという気持ちと、それに受かるための作戦をどう立てるかだと思っています。

試験に対する気持ちの持ちよう

基本的に日本の資格試験には足切りがありますよね。

試験当局はまんべんなく知識を持った人を合格させたいのでしょう。ですから、勉強に偏りがあるとそれだけ合格から遠のいてしまいます。

好きな分野をたくさん勉強して苦手なところは薄くなるのは、いくらたくさん勉強しても方法としてマズいですよね。

この登録販売者試験も5万人ほど受験生がいるようですから、受験産業も参入しています。かれらはお仕事ですから「この試験は独学ではしんどいのでうちの講座を受けましょう」というスタンスになります。

ですので、この登録販売者の試験は難しいものであると印象付けをしがちです。

でも、この雰囲気に負けてはいけません。勉強する内容自体の話ではなく、回答の仕方の話でいうと、過去問を見るとマークシートで正誤の2択か、組み合わせ問題です。問題の選択肢に正解が載っているわけですね。

ですので、完璧に覚えていなくてもウル覚えで正解できるのです。選択肢で問われていることを全てわかるようにならなくても、だいたい4つのうち2つ判れば、消去法で、それもウル覚えでOKの場合も多いのです。

確かに覚えることは多いですからこの試験自体を舐めてはいけませんが、たぶんイケる、きっとイケるという前向きな気持ちでいきましょう。

エビングハウスの忘却曲線

次に人間の記憶の話ですが、長々と続けざまに勉強しても脳が疲れていて、明日には大部分を忘れてしまいます。

エビングハウスの忘却曲線

代々木進学ゼミナールHPより引用:https://yoshin-zemi.com/blog/tk-2/

エビングハウスの忘却曲線というのがあって、人間は忘れる生き物であると認識させられます。

(この学説に否定派も存在するようですが、まぁ、復習するための理由付けとしてはいい話だと思います)

人が忘れるのは仕方がないことですから、いかに忘れないように脳にこびりつかせるか。それは復習しかないのです。

一度やった問題をやりっ放しにしないで、数日後にまた同じところをやることですね。

完璧に、下がったところで復習を入れることはなかなか難しいですけど、一回きりではもったいないということです。

ポモドーロ法

あと、勉強しはじめに飛ばし過ぎて、脳をオーバーヒートさせないことも重要です。

生産性がグングン上がる!「ポモドーロ・テクニック」って知ってる? - リクナビNEXTジャーナル
集中力が続かず、時間ばかりがかかって仕事が前に進まない……。そんな人におすすめなのが、「ポモドーロ・テクニック」という時間管理術。その効果と、実践するときのポイントや注意点を解説します。

この対策として、ポモドーロ法というのがありまして、25分ガッツリ勉強したら5分はボォーとしたり他のことをしたり。そうすることで脳ミソを休ませてあげるのです。この25分と言うのは、スキマ時間でも活用しやすいですよね。通勤・通学、家事や買い物した時などで。別に休憩5分じゃなくても、勉強に気が乗らないときは30分のテレビ番組を見るのも良いと思います。大切なのは、脳を休めての切り替えなのかなと思います。

ノートの是非

あと、YouTubeのサムネイルで見たのですが、ノートをしっかり付けて勉強されている人が結構おられるみたいですね。

最近の資格の勉強方法では、ノートを付けることに否定派が多いのも事実です。例えば難関資格レベルになると膨大な量になってしまいます。そもそも、テキストに書いていることですから、テキストに要点は書き込めばいいと思います(因みに今回の私の登録販売者試験では時間が無かったですから、テキストは辞書代わりです。精読する時間はありませんでしたので)。

私は、要らない紙の裏側に、書いて覚える派です。このとき、あえてゆっくり書くと記憶が進むらしいのです。でもこれも今回はお勧めしません。なぜなら書くという行為は、時間を喰うからです。

紙に書いてまとめたやつは結局あんまり見ないことも多いですし。

私は、一応、語呂合わせを書いたやつを試験直前に、目に焼き付けることはしましたけど、普段の勉強では使いませんでした。

あとこれも結構需要なことなのですけど、テキストを丸暗記しても解けない問題と言うのが出てきます。大きな原因は、テキストの文章と、試験問題の構成が違うからです。確かにテキストを読むことは大切ですが、それに時間を取られて問題を解く時間が無くなることのないようにしましょう。

過去問の重要性

勉強時間や期間がないけど、とにかく受かりたい人が是非とも取り組んで欲しいことは、過去問にとにかく当たることです。

1章、2章、4章、5章は、それぞれ20問。

4章はやや文章が長いものもありますが、基本的には短文で作られています。

ちょうど、25分×2で一つの章が終わるくらいでしょうか(私が過去問で使わせてもらったのは、三幸福祉カレッジのものです。一つ一つ解いていって、解説もあるのでとてもいいと思います)。

登録販売者試験 過去問題|登録販売者資格の受験対策講座なら三幸医療カレッジ

その問題の選択肢で理解していない用語は、テキストの後ろの索引で調べるのが良いです(テキストで調べられなかったらネットで調べることになると思いますが、手引きの内容より広かったり詳しかったりするので参考程度にしましょう)

この登録販売者の試験は全国に10ブロックもあって、それぞれで問題を作成しています。他のブロックの過去問までやってしまうと膨大な量になってしまいます。それぞれのブロックには傾向がありますから、それに慣れることも必要になってきます。

時間の無い人は、手を広げ過ぎないことも肝心ですね。

登録販売者試験|第1章:医薬品に共通する特性と基本的知識

登録販売者試験1章

1章は、概要の話です。テキストのページ数も少なく過去問も比較的簡単になっています。

この1章が5章と同じ20点配点ですからお得ですし、いわゆる得点源にするための章にもなります。

ですので、この1章では出来れば9割以上得点してアドバンテージにしたいものですね。

1、医薬品概論

2、医薬品の効き目や安全性に影響を与える要因

3、適切な医薬品選択と受診勧奨

4、薬害の歴史

まず、どなたのモノでもいいですので、YouTubeで1章を見てみましょう。分けて配信されている人もまとめて一つにしている人もいますけど、気に入ったユーチューバーの動画をザっとみて下さい。

ややこしいところは、

リスク評価の基準のGLP、GCP、GPSP、GVPの意味のところ

薬害のサリドマイド、スモン、HIV、CJD、C型肝炎の歴史と、その薬害が起こってどんな対策が取られたかということでしょうか

あとの問題は、過去問を解いていくと自然と理解できて得点があがっていくと思います。

この1章では、高得点できれば9割(18点)以上欲しいところですが、とはいえ、ここに時間を掛けるのはもったいないので、うまく時間の匙加減をしてくださいね。

YouTubeの動画を見て、過去問の1章を一つ二つやって、テキストで調べて、この1章は1日くらいで終わらせられたらいいですね。

そして、その週の土日にでも、一回やった過去問をもう一度解くと記憶に定着してなお良いかと思います。

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今回の一カ月で合格ラインに乗せる話ではなく、来年、登録販売者試験を受けたい人で時間的に余裕のある人向けになります。

計画的に時間が取れない人や、確実に合格を勝ち取りたい人で、勉強方法について不安のある方は、思い切って、教えるプロの講義を受けた方が良いと思います。

自分で勉強すると、どうしても科目に偏りが出来てしまいます。この登録販売者の試験は、上記に書きましたように、章ごとに足切りがあります。例えば、苦手な所を完全に捨ててしまうと合格は難しいでしょう。

WEB講座なら、通勤や買い物、お昼休みの少しの時間を有効活用できます。これらをつなぎあわせると実はものすごい時間になっていたりしますからね。

登録販売者のWEB講座では、スタディングが有名です。解答速報も出してくれていますし。

詳しい内容はこちらからどうぞ↓(PR)

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スタディング登録販売者講座案内

スタディングHPから引用

確かに、独学と比べると費用は掛かってしまいますが、受かってしまえばその費用のことなんか忘れてしまいます。

とにかく、勉強のガイドが欲しい人や、一回で受かりたい人には、WEB講座は強い味方になってくれることでしょう!

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