特定行政書士取得体験記④ 行政法の勉強方法 鉄は熱いうちに

特定行政書士取得体験記、行政法について行政書士

来年、特定行政書士の取得を考えておられる行政書士の皆様に向けて、書いております。

私の体験が参考になれば幸いです。

さて、今まで、特定行政書士の概要について書いてまいりましたが、ここからは具体的な勉強方法を書いていこうと思います。

行政法 鉄は熱いうちに|特定行政書士試験

私は平成30年に行政書士に受かりましたが、そのあと登録はせず別の勉強をしてきました。

ですので、数年前に覚えた行政法の各法について、ほとんど忘れておりましたw

初めは、試験用ではない行政法の簡単な本をさらっと見てみましたが、全然頭に入りません。

やはり、受験対策用にまとめたものが必要だなと思いました。しかし、行政書士受験当時のテキストは捨ててしまって、手元にないものですから、新たに購入した次第です。

その当時使っていたのが早稲田経営出版の「合格革命」でした。

 

 この重く分厚いテキストのうち、使うのは行政法の範囲のみです。

ですので、本には申し訳ないですが、カッターで分離しました。

これでずいぶん持ち運びが楽になります。

私はこれを最初はさらっと、あとで何回かじっくり読みました。

行政書士の試験に比べたら、範囲がものすごく限定されています。国家賠償法とか地方自治法も試験には出ないのです。楽と言えばものすごく楽です。

特定行政書士の行政法の試験問題は、行政書士試験の問題とそんなにかわりませんので、ご自分が使っていたテキストを読み返すことはとても有用だと思います。

特定行政書士は行政書士に受かった年に受けるのが楽

行政書士試験の一分野である行政法の理解がまだ残っているうちに、特定行政書士試験は受ける方が、楽ですし合理的です。

また、一年目は、勉強できないくらい業務が忙しくなる人は、すごく稀だと思います。

今まで勉強時間に割いていた時間を、また、特定行政書士試験用に、当てればいいことになります。

それと、やはり合格から期間が空けば空くほど、行政法の条文を忘れていってしまいます。

記憶勝負の手続法ですので、忘却も早いのですよね。

連合会の中央研修所の動画を予備的に見ておく

日本行政書士会連合会の中央研修所には無料(一部有料)でたくさんの基礎的なことが学べます。

特定行政書士の試験対策に関わらず、「特別研修」として、総務省の人が解説する行政不服審査法の講座がありました。

ひとつ25分くらいなので、時間的にも飽きが来ませんw また、講師の方の声のトーン良くて、聞きやすかったです。

この講座は、制度のおおもと、行政の人の解説なので、とても有益です。(審査請求制度を解説する官僚の人、心中は複雑なんでしょうかね)

この中央研修所については、他にもたくさんの項目の動画がありますので、また別の機会にも書こうと思います。

新行政不服審査法 審理員のノウハウ・不服申立代理人のスキル|民事法研究会

特定行政書士試験のための本、新行政不服審査法

上に書きました総務省の人の動画を見てから、こちらの本を買いました。本といっても冊子に近い分量のもので、値段も1200円+税です。

 

こちらの内容は、実際の審査請求のときのことが書かれています。表面的な行政不服審査法のルールを、より深く掘り下げていこうとするものです(とは言え、基礎の話なのでしょうけど)。

特定行政書士試験のことだけでいくと、ちょっと深掘りしすぎかもしれないです。

まぁ、実際の運用はどうなっているのかの一端を知るには良い本だと思います。

後半の不服申立代理人のスキルのところは、実際、特定行政書士の業務のことですので、この本を持っていても損はない気がします。1200円ですし。

特定行政書士法定研修考査 要点解説と模擬問題

特定行政書士法定研修考査

という本が売っています。2019年9月から新しいのが出ていないので、新版が待たれるところです。

私は、そのちょっと古いかなと思いましたが、まったく情報がない試験ですので、5月ごろには、「えいや!」と購入しました。

章のおわりに一問一答の確認テスト的な模擬問題があります。

それと、後ろに「総合模擬問題」と書かれた問題一回分が載っていますので、雰囲気はつかめます。一回分だけです。

しかし、令和4年度の実際の試験問題の分量と比べて、ずいぶん少ないあっさりした問題になっています(これは試験を受けた後、わかりましたw)。

構成は、その法律の解説と、過去の試験で○○法の何条に関連することが出たという表が載ってあります。しかし、条文の抜粋はその都度、書いて無いので、手元に六法やe-govからダウンロードしたものを用意する必要があります。

結局のところ、法律系資格は、条文を覚えるかどうかになってくると思います。

私は、この本を買わないと、他の情報はネットくらいしかなく本番の試験の雰囲気はつかめなかったので、買って良かったと思います。(でも、この本だけだと、無理とは断言できないですが、厳しい戦いになる感じがしますが…)

疲れたときはYouTubeで勉強|特定行政書士試験対策

体がだるい時、目が疲れているとき、本を読んでも頭に入ってきません。ましてや、資格試験は記憶の作業ですので、ある程度、気力・体力がないと覚えられないのです。

そんな時は、とにかく、自らの「勉強やった感を得るため」にも、私はYouTubeで、行政法のところを見ておりました。(画面をじっくり見ないで、耳で聞いていましたw)

今は、たくさんの行政書士試験対策の動画がありますね。

私は、その中から、

「フォーサイトの行政書士への道」という条文読み上げをよく見ました。

講師の方の声が聞き取りやすかったと思います(感じ方の個人差はあると思います)

 

 

あとは、弁護士さんが解説するゆーき大学です。テンポよく分かり易い解説でお勧めできます。

 

公務員をされていて試験無しで行政書士登録をされた方や、行政書士合格から時間が経ってしまった人には、YouTubeから勉強するのも、とてもいいと思います。

理解も早いですし、なんたって、タダですから!

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