特定行政書士を受けられる方に、私の体験談をお伝えしています。
今回は、令和4年度の受験の仕方、方法について書いていこうと思います。
令和4年度特定行政書士法定研修の募集要項について
行政書士に登録すると、連合会から毎月「日本行政」という機関誌が送られてきます。
その春あたりから、その年の募集要項が載っています。
連合会の案内でも同じ内容のものが、ダウンロード出来たと思います。
なので、受けられる方はチェックしてくださいね。
研修の概要
受講資格
行政書士に登録している人
研修内容
ビデオオンデマンドによる講義18時間 そのあと10月に、考査=試験
ビデオオンデマンドの受講期間
令和4年度では、8月1日から9月16日でした。
9科目 行政法、要件事実論、特定行政書士倫理 です。
それぞれ1時間から2時間の講義になっています。
私は、1回目の視聴は流して、2回目でしっかり聞きました。
2回目からは、早送り機能が使えますので、時間の節約と、聞きたいとことだけを狙えます。
考査=試験
令和4年度では、10月16日(日)でした。
時間は、14:00~16:00の2時間です。
考査は、マークシート、30問・4肢択一です。←問題数は少ないのでちょっとだけ楽ですね
出題範囲は、ビデオオンデマンドの科目となっています。(行政法の総論はでないみたいですね)
到達基準点は、およそ6割とされています。なお、自分の点数が何点だったのかは明確にはわかりませんw 連合会から、正誤が発表されることもありません。
申込期間・方法
申込期間は、令和4年では、4月1日から6月17日でした。結構期間がありますが、うかうかしていたら過ぎてしまいますので、早いに越したことはないと思います。
10月の頭くらいに、考査受験票がFAXで送られてきます。そこに、座席番号と受験番号が書かれています。私の場合は、この2つは同じ番号でした。
受講料
8万円!高いw
まぁ、受ける人数が少なくスケールメリットが働かないことで、ビデオオンデマンドの講座の費用、考査の会場費用、試験官をされる県会の行政書士先生の手配などで、これくらいは掛かるのかなとは思います。
考査結果の通知
11月中旬くらいに、連合会の中央研修所のところで発表されます。
そして、そのあと、11月末くらいに、特定行政書士付記通知書の入った封筒が送られてきます。
付記はすでにされていまして、連合会の行政書士の検索で、特定のところに「〇」となっています。
ここでの手続きは「特定行政書士付記に伴う行政書士証票記載事項変更手続書」ってやつを、連合会のHPからダウンロードして、ちょっと書いて、地元の県会に送ります。
そのあと、新しく付記されたものが送られてくるようです。
で、今もっている証票を県会に返す運びになっています。
残念ながらの次年度費用減免措置
この試験は、どこをどう間違ったのかがわからない試験ですので、6割の基準といわれても何か釈然としないのです。
残念ながら、合格できなかった場合には、とりあえず、2年目はVODなしでいいなら、タダで受験がいけるようですね。
特定行政書士用の徽章
行政書士の関連商品が買える全行団ショップから、新しく作られた特定行政書士用の徽章(=バッジ)が売られています。
なにやら通年で注文できないみたいで期間限定商品のようです。数が少ないので受注発注でやっているのでしょうか。
サイズがちょっと大きいみたいですね。
私は期間限定に弱いのでw注文しました。7,450円です。
出来上がりは来年の3月になるみたいです。
まぁ、来たとして、イキッた感じになるなら、元のバッジをつけるかもしれませんw
受験前に少し調べておいた方が良いこと
それは、考査日が、11月の中旬の日曜日という、他の資格試験や必須のセミナー的なものと、重なるかどうかです。なんせ、8万円も出しているので、是が非でも受けたいと思われると思いますが、そのあたりで、何が別の重要なものと重なると、たいへんですw
私事、この特定行政書士の試験と並行して、特定社労士の受講もしておりました。特定社労士のほうは、VODのあと、リアル講義が6日間地方のメイン都市で行われます。1日も欠くことはできないヤツです。春先初夏あたり、その日程との兼ね合いに気を揉みました。幸い、私の住む九州地区では、特定行政書士の考査日と、特定社労士のリアル講義の日が、重なりませんでしたので、2つ受講できました。
しかし、特定社労士は、地方エリアで、このリアル講義の日程が違いますので、ダブルで受けたい人(←あんまりおられないと思うけど)は5月6月ごろに、よくよく下調べして、検討された方がいいですね。
なんせ、特定の受講料は高いですから。