海事代理士試験の勉強方法 筆記試験編 2時限目

机で勉強する人の写真海事代理士

海事代理士筆記試験 2時限目について

海事代理士筆記試験2時限目

海事代理士筆記試験2時限目 解答用紙と自己採点

2時限目からは「海事」代理士の名にふさわしい、そして、一般の人には関わりの少ない海事法規のみの筆記試験に入っていきます。

2時限目の科目は、船員法船員職業安定法船舶職員及び小型船舶操縦者法の3科目になります。

このうち、口述試験の科目でもあり、筆記試験での配点が20点である「船員法」と「船舶職員及び小型船舶操縦者法」は、この2時限目にあります。

そして、2時限目は10:50~11:50となります。
3科目で1時間なのですが、実質、20問+10問+20問でトータル50点満点になります。

1時限目は4科目でしたがすべて10問でした。トータル40問。
それで1時間30分の試験時間でした。

2時限目は、1時限目に比べると、時間はずいぶんタイトになります。

2時限目の方が難しく、かつ、トータルの問題数が多いのだから、こっちを1時間半にしてもいいくらいなのですが、まぁ文句を言っても仕方がありません。

10問あたり、12分で解答することになりますが、時間がまったく足りないということにはならないですので安心してください。

でも、時間が余ってしまうということにもならないです。

勉強方法は、やはり過去問を繰り返すこと、条文を読み込むこと、さらに言葉の理解を深めるためにその他の書籍で補うことになると思います。そのあたりは、過去の投稿でより詳しく書いておりますのでご参照ください。

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では個別の法律の解説と私の点数を書いていきたいと思います。

船員法(配点20点、口述試験にも出る)

船員法は船員にとっての「労働基準法」になります。一般の労働基準法と同じところもあれば、ちょっと違うところもあります。

法律的には船員さんは常時雇用というよりも、その航海の都度の雇用がメインになっていて、この法律がその都度雇用を規定している感じです。

コンテナ船の写真

船員法では、大問が3つあります。

大問1.は、語群からの選択でした。配点は10点です。

私はこの大問1.で、3つ間違えてしまいました。

しっかりと「数字」を覚え込んでいなかったのが原因でした。「30」トンのところを「20」トンを選び、「6」月のところを「5」月としてしまいました。

海事代理士試験では数字が聞かれることが多いので、過去問の繰り返しと条文の読み込みがやっぱり重要になります。

大問2.は、船員法の法令の理解を〇✕で答えるものでした。配点は8点です。正解確率は50%なので、まぁ、皆さんも大きく失点はしないところだと思います。
ここでも、結局、条文の読み込みが肝心になってきますね。

大問3.は、口述試験にもあるような問題でして「就業規則の記載事項を4つ答えよ」という問題です。

答えは、給料その他の報酬労働時間休日及び休暇定員 でした。

4つ答えさせるのに、なぜかしら配点は2点です。

私は、「休日及び休暇」を「休暇及び休日」、「給料その他の報酬」を「賃金その他の報酬」としてしまいました。

こういうとき、自己採点に悩みますね。4つのうち「労働時間」と「定員」は確実に合ってます。
間違えたかどうか悩むものの一つは、順番が変わっただけで、意味も同じ。
ま、もう一つは、賃金と給料のどこが違うの?となりますが、条文ベースでいくと✖かなぁ。

ということで、4つのうち2つがOKだったので、自己採点1点としました。

もしかしたら、4つ全部をクリアしていないので、ここは0点だったかもしれません。

受験後の自分の本当の点数は当局からの発表は無く、わかりませんので自己採点がアバウトになってしまうのは、仕方がないですね。

船員職業安定法(配点10点)

この法律は、地上でいうところの職業安定法と労働者派遣法の「海・船バージョン」です。

社労士試験を受けた人は、または、そうでなくても馴染みのある言葉ではないでしょうか。たとえば、職業紹介や派遣などに関するものになります。

「学校等」が、無料の職業紹介事業を行うときは「届け出」でいいのは、社労士試験の職業安定法と同じですね。

届け出先の大臣が、国土交通大臣か厚生労働大臣かのの違いはあるみたいなんですけど。

大きなクレーンをもつ船の写真

大問1.は、語群から選択でした。配点5点。

大問2.は、(1)にアとイの肢があって、そのアとイが、〇〇なのか、〇✖なのか、✖〇なのか、✖✖なのか、選ばせる問題でした。

問題としては5問なのですが、実質は10肢の〇✕ですね。配点は5点になります。

私は、この船員職業安定法は、10問中9点となりました。

船舶職員及び小型船舶操縦者法(配点20点 口述試験にも出る)

この船舶職員及び小型船舶操縦者法は、得点しにくくて、かつ、軽い計算問題も出ますし口述試験の科目でもあります。法律の名前が示すように2つの法律がくっついたモノになりますので、範囲も広いです。

ボートの写真

どうして得点しにくいのかと言えば、大問1.2.合わせて、17問が穴埋めの記述問題です。

読むだけの学習しかしていないと記憶が曖昧になり、本番で漢字が書けないという思わぬ失点をする可能性が大いにあるからです。

私は、大問1.(配点12点)で、「滅失」のところを「滅失等」として、登録「海技免許講習」実施機関のところを登録「海技免許」実施機関と、してしまっています。

条文ベースですので、自己採点では、✕にしました。

大問2.は、乗船履歴の証明についての条文の穴埋め記述でした。

この問題は、過去問でもよく出されている定番の問題ですので記憶しておきましょう。

しかも、その内容が、いかにも海事代理士としての行政手続きです。

大問3.は小型船舶操縦者について、5肢から〇を選ぶものです。配点1点。

対策は、条文を読み込んだりその他の書籍で理解を深めていくしかないようです。

ただ、条文が多いので、ご自分で過去問と照らし合わせて取捨選択したほうがいいかもしれませんね。

大問4.は、用意された乗船履歴表を見て、ある人の船乗り人生でいくつかある乗船履歴を合算して、乗船期間を計算するという問題でした。

計算する人の写真

むずかしそうに聞こえますが、過去問を繰り返せば、初めは分からなくても、だんだん判るようになってきますので大丈夫です。計算も四則計算のみです。配点は2点でした。

配点が1点の大問3.や、配点が2点の大問4.などは、勉強の時間対効果がちょっと悪い感じもしますけど、仕方がありません。

こういう理解すること・問題を解くことに時間がかかる論点よりも、穴埋めや語群選択を大切にして確実にゲットすることが、このテストには必要なんだろうと思います。

私は、20点中17点となりました。

この2時限目は、配点が20点である科目が、3科目中2つもあるのでとても重要になってきます。

やはり対策は、過去問の繰り返し条文の読み込みその他書籍での理解を深めることですね。

口述試験の基礎固めのためにも、この2時限目では、大きく失点しないように頑張っていただきたいと思います!



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