ビジネスを始める前に100冊読む②

猫の間に道を開くあいさつ・雑記

今回は、自己啓発のベストセラーを3冊挙げてみたいと思います。

みんなが読んでいるものは、おそらく良いはずという趣旨です。

そもそも、この種の本は、学習とか勉強といった意味合いのものではなく、それ以前の心の糧・生き方の指針になるものですので、折を見て読み返すものだと思います。

人によっては、合う・合わないは出てくるかもしれませんが、合わないなら合わないなりに、得るものもきっとあることでしょう。今、合わないだけで、将来的に考えを修正するときに、合致する内容かもしれませんし。

私は若いころでは、自己啓発という言葉やその本に関心がありませんでした。若い時特有の驕りだったと思います。

年齢を重ねて、どう生きていくのかに関心が増してきたというのは、ずいぶん遠回りをしています。まあ、でも、タイムマシーンがあって今の私が、若いころの私に「自己啓発本も読めよ!」と言っても、聞く耳を持っているのかは、はなはだ疑問ではありますw

道をひらく|松下幸之助著|PHP

ちなみに、サムネイルの写真では、猫と猫の間に、この本で道を開いています。

実はわたし、大阪の松下電器の本社所在地のある市で生まれ育ちました。小さいころの友達のお父さんの多くは、松下の工場で働いていましたし、その友達自身も、同じように松下に勤めている者もいました。大学のクラブの先輩や同期だった者も、松下に入社しました。

松下になじみがあるのですが、松下翁の書籍を読むのは初めてになります。ちなみに、松下本社の正門の横に「松下歴史館(現パナソニックミュージアム)」があるのは知っていたのですが、行ったことはありません。なぜかしら、申し訳ない気持ち。

東京都内の人の東京タワー、奈良市民の東大寺のような「いつでも行ける」感覚に似たものが、今まで行かなかった原因かもしれないです。

さて、こちらの本は、1968年に初版されて、私の持っているもので259刷!になっています。

つまり50数年読み続けられているすごいエッセー集です。

見開きで、一つの話ですので、読みやすいです。121編あるようです。

内容は、謙虚、三省(振り返って反省すること)という言葉がよく出てきまして、一人の日本人としての在り方を教えてくれています。そうすることで、国家の安定と繁栄につながるとも。

ビジネスをしていると「考え」が暴走して、「自己さえよければ」と思ってしまったり、考えに固執したりすることがあります。これらは、コンプライアンスに引っかかっってくることもありますので、心のストッパーとして、この本はとても有用だと思います。

チーズはどこへ消えた?|スペンサー・ジョンソン|扶桑社

こちらの本は、2000年に初版されて、104刷となっています。世界で読まれている名著の一つです。


本屋さんでよく見かけてはいたのですが、ようやく今になって購入した次第です。

薄い本ですので、小一時間もあれば読めました。

内容は、ネズミ2匹と小人2人が出てきて、まあ、ほとんど小人の物語なのですが、変化にどう対応していくのか、その時の心の持ちよう、などが書かれています。

今ある状況や考えに固執する性質を人間はもともと持っているので、どうやって変化を受け入れていくのか、実に考えさせられます。

「老害」という言葉があります。自分の経験値のみでものごとを判断して変化を好まない偏屈なおじいさんを想像しますが、実は20代30代の会社員にも、この性質は出てきます。彼らは、今まで通りのやり方にこだわって、新しいことに反発します。新しいことになじむまで、ある意味苦痛を伴いますし、なによりめんどくさいのです。

人をマネジメントする仕事は、この「変化に反発する人」をどうやって扱っていくのかということ、ひいては企業の存続にかかわってくる重要な事だろうなと思います。

このあたりのことは、ユーチューブでキミアキ先生がどこかの話で話されていました(たくさんありますし、タイトルで内容が思い出せないのです、すみません)。

キミアキ先生の起業酔話
〈タナカキミアキの概要〉 中小企業経営のこと、起業のこと、経理のことを、顧問先法人100社・個人事業者50名を抱える現場目線でお話していきます。 所有資格は、日商簿記検定1級・全経簿記検定上級・全商簿記検定1級で簿記検定3冠王、税理士 簿記論・財務諸表論で簿記4冠&簿財番長。宅地建物取引主任者、ファイナンシャルプラン...

嫌われる勇気|岸見一郎・古賀史健|ダイヤモンド社

この本も本屋のランキングの棚で、よく見かけていたのですが、今になってようやく読みました。


心理学者アドラーの考え方を、哲人と青年の対話文で教えてくれています。

対話文ですし、読み手にわかりやすいように、話は進んでいきます。まあ、この青年の性格があまりに、ちょっとアレなのが気になるところでした。議論好き、腑に落ちるまで時間がかかる、融通が利かないという演出なのだろうとは思います。

あと、タイトルの妙味といいますか、タイトル付けがセンセーショナルなので、それも発行部数に影響したのかなとも思いました。

阿諛追従、承認欲求を捨てること、 まあ、日本の「同調圧力」が強い世の中で、凡人には難しいこともありますが、本当の自由はその先にあるということを教えてくれます。まさしく、嫌われる勇気です。

人には、おせっかいなところが、誰しもあります。モラルハラスメントなんていうのも、強度なおせっかいであると言えるかもしれません。

「あなたのために言っている!」は、はたして、本当に100%そうなのか?ということですね。

えー、そもそも、このブログ自体が、この書評自体が、おせっかいの要素を含んでいますので、なんとも言えない私がいます。

で、本にあるように「それはあなたの課題、これはわたしの課題」と分けて考えることができれば、もうちょっと、私の周りを含めて、平穏な世の中になるのではないかなと思ったりもしました。たとえば、親子関係、夫婦関係、友達関係、学校関係、地域住民関係、職場関係、などなど。

で、この本の話を突き詰めていくと、共同体感覚、他社貢献というワードになります。

これって、始めに紹介した松下翁の考え(謙虚、国家の安定・繁栄)と、通じるものがあるのかな、などと思ったりもしました。

error:Content is protected !!