ビジネスを始める前に100冊読む㉘

ミーさんとキャリア系2冊 その他資格・書評

クリスマスも終わり今年もあと少しとなりました。

わたくしごと、12月から3月は、夫婦お互いの誕生日、親族の命日と、クリスマス、正月、節分、バレンタイン、ホワイト、ひな祭りとイベントごとが集中します。

今期は、自らの仕事の立ち上げも重なりますので、やることテンコ盛りなのですが、無理しないようバランスを見てうまく立ち回る所存です。

さてそんなわけで、今回の100冊読むもショートバージョンとさせていただきます。

キャリアコンサルタントのためのカウンセリング入門|杉原保史|北大路書房

この本はキャリアコンサルタントの試験対策ブログ「みん合」でも紹介されていました。

試験対策の副読本となります。筆記、実技ともに有用です。

でも一番は、キャリアコンサルタントとしてのベースを作るための本かなと思います。

「自己アピールと嘘」という題材で書かれていまして、自己アピールが苦手なぜなら嘘をついている気がするからという生真面目な人について、実直で誠実と筆者はしています。

こういう人が今の「自己アピール合戦」の「コミュ力重視」の就職市場では評価されにくいので、こういう人材の本質を見抜いて採用する企業があればなぁと書かれていました。

コミュ力がないのを逆に評価することは、企業の面接においてなかなか難しいことだと思います。

でも筆者も書かれていましたが、そういう度量(人を見抜く力)を期待されますね。

巧言令色鮮し仁、剛毅朴訥仁に近しということも言えそうです。

自分のことがわかる本|安倍博枝|岩波ジュニア新書

この本は「ジュニア新書」とあるくらいですので、中学生メインに向けた本になります。

でも、とても分かりやすく読みやすいです。

そもそも、大人になって何十年しても自分のことがわかっている人はたいそう少ないと思います。

この本では、ジュニア向けといっても「ある心理学者がこういうのを開発しました」とエゴグラムも紹介しています。

ジュニア年齢のうちに、自分を分析することは後々の生き方にたいへん有意義であろうと思います。一回だけでなく節目節目で何度もやっていいものだとも思います。

私は、この本を「どうしたらいいかわからない」と悩む大人に勧めていこうと思います。すぐに読めて、かつ、自己洞察のきっかけになると思うからです。

説明の技術見るだけノート|鶴野充茂監修|宝島社

サブタイトルは「何が言いたいの?ともう言わせない!」とあります。

私が良く妻に言われていること=何が言いたいの!の解消にもつながる本です。

先程も書きましたコミュ力。コミュ力が無いなら無いで、自分をうまく自分の言葉で表現できないのなら、先人たちが試行錯誤してこられた「技術」でこなしていくこともできると思います。

コミュニケーションの相手は人間ですので、一定の心地よさを感じる方法論があるということですね。

この本は、そういうコミュ力のないと思っておられる人にも有用な本だと思います。

書かれていることは「そんなの社会人なら当たり前じゃないか!」と、えなり君のように感じる部分もあるかもしれませんが、当たり前と侮っている部分はイザとなると結構できないものだと思います。

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