ビジネスを始める前に100冊読む④

ナップさんの下に3冊。 その他資格・書評

今回は、税金・確定申告の本(マンガ)と、マーケティングの本2冊(ともに物語調)を挙げていきたいと思います。

お金のことを何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!|大河内薫・若林杏樹|サンクチュアリ出版

ツイッターのハッシュタグでは、#フリーランス税本と略されているみたいですね。

税理士の大河内先生と、漫画家のあんじゅ先生の共著です。

税理士の書いた本では、一番売れているようです。

結論的に言えば、始めて確定申告する立場の人には、すごくわかりやすいと思います。

世間でウワサされている節税の話や、税務署の話などのほんとのところがわかります。

コラム的に、どの会計ソフトがあっているのか、についても書かれています。

この本は、開業して、どれをどうしたらいいかわからない個人事業主には強い味方になると思いました。

はじめての確定申告の前に、これをサラッとでも読んでおくと、ずいぶん気持ちが楽になると思われます。

で、大河内先生、ユーチューバーとしても活躍されていて、士業、ビジネス系で24万人の登録者数はすごいですね。

この本の流れとしては、マンガを描いたあんじゅ先生が、大学職員を辞めて漫画家になるドキュメントとしての話になっています。

あんじゅ先生は、グラビアをやったり、多方面で活躍しているみたいですね。

新人OL、社長になって会社を立て直す|佐藤義典|青春出版社


前回の記事の中に載せた「新人OL、つぶれかけの会社をまかされる」の続編になります。

表紙の絵は、前回ではピザをくわえていましたが、今回は、スパゲティをくわえていますね。

さて、主人公が社長として任されたイタリアレストランの近所に、ライバル店が出来てしまい、売り上げを持っていかれるところから、マーケティングを駆使して立て直しを図る話になります。

そしてさらに、そのライバル店は、始めは堅調だったものの、しだいに凋落し廃業してしまいますが、その後、同じ場所で大手チェーンが出来てしまいます。そして、またもや、お客を取られてしまいました。

その危機的状況の中、主人公と、ホール担当、キッチン担当が、知恵を出しあって、店の復活のために奮闘する話となっています。

マーケティングの手法にはいろいろあるみたいですが、著者の佐藤先生は、基本の戦略を5つあげた「BASiCS」という方法で、説かれています。すなわち、

B=バトルフィールド=戦場・競合

A=アセット=独自資源

S=ストレングス=強味

(i=インテグレート=統合。これは5つを合わせるという意味)

C=マスタマー=顧客

S=セリングメッセージ=メッセージ

としています。

これらの5つに一貫性と具体性を持たせて考えていくようです。

小説風なので、さらっと読んでみました。基本の概念が、まだ私の血肉になっているわけではないので、これからも学んでいかなければなりませんね。

ビジネスを始めると、まあ、トライ&エラーの連続になろうかと思います。でも、エラーのときに、それが致命傷になるのは、是非とも避けたいところですね。

佐藤先生は、マーケティングについて、他にも書籍を出されているようなので、今後の勉強のためにも、読んでいこうと思います。

白いネコは何をくれた?|佐藤義典|フォレスト出版


話は飛びますが、サムネイルの写真にウチの黒いネコが写っています。「白いネコは何をくれた?」ではなく「黒いネコは何もしない?」になります。

で、上で紹介しました「新人OL・・・」を書いた佐藤先生の本です。

内容は、同じく小説のような物語調になっています。

うだつの上がらない主人公の青年が、白いネコにマーケティングを教えてもらいながら、実践の中で学んでいく話になります。(ネコは、夢を叶えるゾウ的な役割をしています)

今回の主人公は、広告代理店のサラリーマンです。

クライアントの化粧品会社の広告について、マーケティングの話が進んでいきます。

そして、ライバルの大手広告代理店とのコンペが、クライマックスになっています。

話の内容は、広告代理店として、エンドユーザーの立場を深く掘り下げて考えています。

話の中で、BASiCSの中の一つ「強味」を、

手軽軸=早い・安い

商品軸=高品質・高級

密着軸=個別のニーズに答える

に分けて、それが差別化につなげます。でも、一貫性がないものでは話になりません。

本の中では、化粧品が商品でしたので、わかりやすい説明になっていました。

化粧品は、海外の高級ブランド化粧品から、コンビニコスメまであります。その中で、どの路線でいくのかを選ぶ話は、ビジネス展開の前段階では、とても重要なことです。

新人OLの話では、飲食店はダイレクトに、エンドユーザーにつながるので、エンドユーザー向けのマーケティングを展開していくことになります。

広告代理店などのBtoBの仕事では、クライアントたる会社(この場合、化粧品会社)に働きかけることと、その先のエンドユーザーに働きかける戦略を立てていかなければなりませんね。

まとめ

士業の仕事は、その両方、直でエンドユーザーの場合と、会社の場合があります。

士業として生き残るためには、このマーケティングの勉強を、さらにしていかなくてはならないなと思いました。

まあ、その前に、もっと根本的なこと、仕事を始めるにあたって、どうありたいか?どうおもうのか?ということを考えなければいけませんね。

これは、人様や社会に対しての働きかけの話になります。
どうおもうのか?は、「思う」ではなく「想い」の方で。相手の心と書いての想いの方を、ということをです。

さらっと読んだだけですけど、

松下幸之助も、アドラーも、マーケティングも、コンサルタントも、つまるところ、この社会に対しての貢献(役割)を、核として持つことが話に出てきます。これは、どうあるのか?を決めたあとも、ずっと考えなければならない問題ですね。

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