来年、社労士資格試験を考えている人、または、今年初めて受けたけど手応えが無かった人、社労士試験にリベンジしたい人に向けて書いております。

社労士試験では、社会保障の沿革と称して
健康保険、年金保険、介護保険の制度が、何年に制定されて、何年に施行されたのかという高校生のときの日本史のような問題も、たまに出たりします。
一般常識科目の時限立法の法令のものも、覚えるものがあります。
勉強するにしたがってわかると思いますが、テキストの冒頭の部分にも、だいたい、その法律についての短い説明文が書いてあり、そこに制定と施行日が書いてある場合もあったりします。
でも、私の場合ですが、ほとんどスルーしていましたので、もう直前になってから、この年表と向き合ったのです。遅いですね。
この年表を覚える作業は、
社労士試験を全体を「10」としたら、「0.1~0.2」くらいの割合かもしれません。
僅かですが、例によって、社労士試験には足切りがありますので、まったくスルーするというのは、リスキーです。
社労士試験を一度受けた人なら、すでに常識化していると思われる、
昭和36年、平成15年、平成29年などの出来事クイズは、
「あー、あれでしょ」
となると思いますけど、当たり前なのですが初学者の人には、まったくピンとこないはずです。
ですから、日本史や世界史の年表のように、とにかく初めは辛くても、どっちにしてもやらなければなりませんので、取り掛かるのは、早いに越したことはないのです。
初めての人は、これから過去問をされるとお分かりになると思いますが、
令和元年度には、意地悪な、短いスパンでの「年月」を6個ならべているものの正誤を答える問題が出されました。
これは同じ年に起きた出来事でも、「月」で前後を決めるというものも含んでいました。
月まで覚えていたらキリがありません。
こういう問題はもう、問題全体を通してみて、2つ3つくらい「核」となるやつを判るようにして、その前後を決めるしかないと思います。
社会保障の沿革 勉強アイテム
テキストや過去問で出てきたときにその都度覚えていくのもありなんのでしょうけど、そもそもが、社会保険科目の中の一部ですから後ろの方に配置されていますので、真剣に取り組みだすのが、普通にやっていると、かなり遅めになってしまいます。
ですので、先んじて、軽くでもいいからやっておくのが吉です。
ちなみに、大原の社労士24では、沿革に特記した部分は無かったので、別の市販のテキストでやるしかありませんでした。
LECの「出る順社労士必修基本書」の後ろの方に、年表がまとめてありました。
私は本番の試験会場に、その部分をちぎって、たしか2~3ページでしたが、を持っていきました。その後、どこかに紛失しております。でも、詳しく載っていたという記憶があります。
あとは、「社労士年金ズバッと解法」の前の方にも、年金だけのものですが、きれいに整理されて載っています。
そして、TACの「社労士別冊合格テキスト直前対策」の後ろには、文章説明付きで書いてあります。しかし、この本のあたらしいものが買えるのは、来年の5月頃となってしまい、ちょっと入手が遅い気がします。
社労士試験 社会保障の変遷 抜粋
では、私が、これは重要な年だなと思うものを、ゴロ合わせがつけられるものは付けて、以下にあげていきたいと思います。
注意点としては、この出来事を一つ一つ説明していくと大変ですので、説明は割愛させてもらってます。
このほか、細かいやつは、まだまだ、たくさんあります。
もしかして、間違っているかもしれませんので、ご自分で、必ず、一つづつ確認してくださいね。
あくまで、私の言い方ですので、意味がつながらないもの、気に入らないものもあるかと思います。
ご自分で、自作、アレンジして、記憶しやすいものを、早めにお作りになるのが良いです。
そして、そのゴロ合わせが、あなたの脳に「勇者ライディーンのフェードイン」のように、
吸収されて、定着するように、がんばりましょう。