社労士試験を独学で合格ラインに乗せる②

ゴールは遠い写真社会保険労務士

社労士試験を受けると決めたなら

来年の8月に、初めて社労士試験を考えている人に向けて、私が取ってきた勉強方法や購入した書籍、そして、私自身が試験に対して、弱かった部分・出来なかった部分があったことを参考にしてもらって、ご自分の勉強スタイルの確立の一助にしていただきたいと思います。

結論的に言えば、資格試験の序盤戦は「敵を知り己を知れば百戦危うからず」です。

私たちの場合、敵とは社労士試験そのものですし、己はご自分ですね。

私の場合、社労士試験を通して最終的には、己を律することが中途半端であったので、今、ボーダーラインで結果待ちという立場にいます。危うい立場です。

ちなみに、この孫子の句の最後は「敵を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず危し」です。

孫子の兵法書の絵

どのような内容の試験で、どのような勉強をしなければならないのかを把握しないことには、前に進むことは出来ませんね。

社労士試験 独学の初学者は一つの科目に偏らないように

社労士試験の具体的に出題される法律や時間配分、点数配分などは、ネットで検索したりテキストの初めの方に、だいたい表にして書いてありますので、ご自分で検索していただきまして、ここでは、割愛いたします。

初学者の人には、この試験で出題される法律と、その変則的な組み合わせに慣れるのにも、少々手間取ることがあります。

初めは私もそうでした。でも、やっていればすぐに慣れますので大丈夫です。

初学者の人は、予備校の人と違って自分から情報を取りに行き、そして、マユツバ情報金言情報を、取捨選択して、ご自分に合う合わないを試行錯誤しながら、ご自分のスタイルを構築していかなければなりません。

それらは、初学者向けの本、マンガ本、ネット、ユーチューブで集めることは出来ます。

パソコンで調べる人の写真

受かる人と落ちてしまう人の差はなんだろうか、そして自分は今どうなんだろうかと、ときおり自問自答することは正しいことだと思います。

私も感じましたし、すでに受けてこられた人の意見も総合すると、このテストの本質の一つは不得意科目を作らないこと、です。

足切りの無常さがこの試験の特徴と言っても良いかもしれません。

資格予備校では、進捗状況や理解度を試すイベントが、途中途中であるようですが、

独学では自分で進捗状況を確認しつつ、歩を進めていかなければなりません。

ご自分の生活サイクルや試験に掛けられるお金でも、その歩き方も違ってくるでしょう。

私自身も軌道修正を何回もしました。

この試験は、一つの法律に偏って時間を割いたり、施行規則の深いところまで拘るのは、テストでまんべんなく点数を取ることに着眼すれば、やらないほうがいいです。

2度目、3度目の受験者の方は、基礎・応用が出来ておられて、もう一歩及ばずの方が多いでしょうから、そういう深掘りの勉強も、時にはいいのかもしれません。

しかし、少なくとも初学者は、やるべきではないです。

また、それらのことに初学者が手を出すと、他に勉強に回す時間が、なくなってしまいます。

この社労士試験は基本事項だけでも膨大です。

もしかすると、基本事項だけでも完ぺきに押さえたら本番で6割以上取れる可能性はあるのですし。

かくいう私は、実は、一つのことに時間を割いたり、気になることに拘ったりしがちな性格でしたので、このテストに受かるために、一つの科目で自ら「やり過ぎ注意!」を言い聞かせていました

例えば、私は、労働法の判例はどちらかと言えば嫌いではないです。

読んでいて面白いと言いますか。人生のドラマが凝縮されているといいますか。

ミュージカル風の写真

でも、労働法の判例などは、拘りだすと時間がいくらあっても足りませんし、覚えきれるものでもありません。

重要判例は、市販の社労士Vの特集物や、無敵の社労士3LECの直前予想模試に、まとめて書いておられます。私は、これらを繰り返し読むことをしました。

この三冊では、重なっている判例もありますが、そうでないものもありました。

本を読む人

大手の各社が「これは重要」と思って、判例特集の書籍に乗せているわけですから、それらを知っていて損はないと思います。



でも、残念ながら、これらに載っていない判例も出るときもあるのです。

今年で言えば、選択式の問1の2のBとCです。

私はかろうじてB・Cとも正解でしたが、こればかりは最終的には、勉強を通じて、それまでに養ってきた労働法のカンで解くしかないと思います。

判例を繰り返し読んできたことも、そのカンを養ってきたと思います。

初見の判例問題が怖いと思う人は「最新重要判例200労働法」というのがあります。

実務者の人もお使いになるようです。

これなら、判例問題に、対応できる場合が多いのではないと思いますが、試験に出る出ないは約束は出来ません。

多くの男性がそうみたいなのですが、私は、労基・安衛は、性分的にとっつきやすく、社会保険に比べて、理解度も早かったのです。

今まで生きてきた中で、やはり、労基法が守られていない場面はたくさん見てきましたので、吸収が早いのだろうと思います。

しかし、本番のテストでは、労基・安衛は、択一では6点です。一番苦手意識のあった厚生年金も、択一で6点です。

気の合う科目だからと言って、それほど、高得点にならなかったのです。

ですので、相性がいいからと言って、たくさん勉強しても、苦手だなあと思っている科目と、ふたを開けると同じ点数ということもあり得ますから、気の合う科目はほどほどに、気の合わなそうな科目とも、早めにお友達になって仲良くするのが、合格ラインへの近道だと思います。

ある意味、人間の付き合いのような、テストなのかもです。
歩く人々の写真

社労士試験の初学者が、おろそかにしやすい科目

はじめて、社労士試験と対峙する初学者が、どのように対応していけばいいのか悩むのが、以下の科目だろうと思います。私もそうでした。

厚生年金、国民年金の年金科目。
選択式対策でのとりわけ、労一、社一。白書統計の部分。
これにプラスアルファとして、目的条文、判例。

そもそも、これらの科目は、市販のテキストでも後ろの方に乗っています。

予備校の進捗に準じたもの、たとえば、大原の社労士24もそうですし、社労士V月刊社労士受験もそうなのです。

これらの載っているテキストが手元にそろうのは、年が明けて、春以降になると思います。

市販のものは全部の科目いっぺんに手に入りやすいですが、予備校関係のものは、いっぺんにテキストが送られてくるわけではないのです。

そういう教材の背景がありますので、たぶん、初学者で春ごろまでに、一通り、全科目を回している人は少ないと思われます。

ユーチューブで、どなたか忘れましたが「初学者が躓きやすいこと」として動画を出されていました。

それは、社会保険、特に年金に、初学者は取り掛かるのが遅く、また、とっつきにくく、満足な理解が出来ないまま、テストを迎えてしまうということでした。

「足切りのギリギリの国民年金」を持つ私は、これを教えてもらって、わかったつもりでいたのに、その同じ轍を踏んでいます

社会保険(健康保険、厚生年金、国民年金)というのは、とてもボリュームがある科目で、かつ、得点の配点が高い科目です。

そして、ある程度、仕組みや数字を覚えるまで、とても難解に感じます。

私は対策として、市販のTACの「過去10」という過去問題集を、大原の社労士24と並行して、というか、先行して購入していました。

ちなみに、12/9に船員保険法、12/30に健康保険法に着手しているようです。

本のチェック欄以外に日付が書いてあったので、とりあえず読んだということです。

ちなみに、私は今年の社労士試験はボーダーライン上の択一44点でしたので、もし、ダメだった場合は、この過去10は早急に購入する予定です。

解説が他社に比べて、たくさん載っている感じがしましたので。

他には、細かい法律が20法律ほどある労一・社一の法規を覚えて、そして雲をつかむような白書統計をこなしていくことになります。

選択式対策として、社会保障の沿革つまり年表もあります。

実は春から初夏にかけては、直前期になりつつ、基礎固めもさることながら、初めて触れることが目白押しで、過去問も、復習も、渋滞し始めるかもしれません。

ですので、こうならないために、年内から、これらの科目の「基本の基本」は、あっさりでもいいですから、始めておいた方が、賢明だと思います。

大きな木

はじめは、ヒョロヒョロの枝のような細い幹でも、育てれば太くすることはできると思います。でも、それにはやっぱりある程度の時間は掛かります。
社会保険労務士
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